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近世墓鑑定の専門家

江戸時代の墓から先祖をさがします 

興味深い色々な話

☆珍しい名字の方は、珍しい名字の方と、なぜか引き合いやすい?

●珍しい名字の方同士が結婚するとなると、、、どちらかの名字を変えなければなりませんね。
 どちらの名字も残したい場合、法定相続人になれない、等の重大な問題に直面することになります。
 考えたこともない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と多いお悩みなのです。


☆「十六女」「十八女」

 Q.さて、これらの名字、なんと読むでしょう??
   なんとなく、美しい字面だとも感じますが。
 

 A.今の民法では、女が結婚できる年齢は16歳以上ですが、
   旧民法では、15歳でした。
   そのことから、
   「十六女」は「いろつき」
   「十八女」は「さかり」
   と読まれます。


                        



 戸籍からわかること
 

 幕末くらいまでのご先祖のお名前
 

  幕末あたりのご先祖様までわかる場合が多いです。
  (明治時代は1868年〜。)

  さらに、  
  戸籍構成員の父母欄に名前が書かれていて、さらに上の先祖が判明する場合、
  戸籍構成員の説明に、〜長男(〜の長男)と書かれていて判明する場合等も合わせると、
  1780年頃に生まれた高祖父の名前まで分かる場合もありました。

  戸籍をとることで、かなり遡って先祖が判明することがあります。

  ※ご注意 
   市区町村によって、戸籍の交付状況が全く違います。
   保存期限が過ぎるとすぐに廃棄してしまって、交付できません、と言われることも多いです。
   その場合には、残念ながらあまり遡れないこともあります。
    例)大正元年に除籍された戸籍がもう取れなくなっている等
   請求してみないとわかりませんので、まずはトライされることをおすすめします。

   
    

               


 どこに住んでいたか
 
  うちはずっと東京、と思っていた方も、
  戸籍を遡ることで、実はご先祖は代々福島県にいた等、全く知らなかった事実が判明することが多々あります。
 
  平成の大合併等、何度も行われた市区町村の合併や町名地番変更により、今では聞いたことがない地名も
  戸籍で見られることが多いです。ご先祖様は、今の地名ではなく、当時の地名で認識していたのですね。

   例)島根県仁多郡阿井村大字上阿井(現:奥出雲町)
     長崎県南高来郡布津村(現:南島原市)




 戸籍から先祖を知ることができると、何がわかるのか
 

  お墓に刻まれた先祖が誰かわかる

   戸籍からご先祖を遡ることができると、そのお名前や没年月日等の情報から、
   お墓に刻まれたご先祖が誰かを知ることにつながります。

   特に古いお墓の場合、お墓に刻まれたご先祖を全員は把握できていない、誰だかわからない人がいる、
   という方は多くいらっしゃいます。
   ぜひ戸籍をたどって、お墓に眠っているご先祖をさがしてください。
 
              




 どこに住んでいたかがわかると、何がわかるのか
 

 ご先祖の暮らしぶりがわかる
   
  地域の違いというものは、今と比べて、江戸時代はとても大きなものでした。
  ご先祖が住んでいた場所が、東なのか西なのかでも、考え方や暮らし方に大きな違いがあります。
  例えば、東は家長を中心とした縦社会ですが、西は合議制という特色があります。
  北国なのか南国なのかでも、暮らし方が大きく違いますね。

  また、属していた藩によって、産業の違いがあり、藩の決まり事が違います。
  受け継がれる剣術も、気風も違いますね。
    
  上記の例だけあげても、住んでいた場所によって、ご先祖様の暮らしぶりや、気質、
  過ごし方が、色々と見えてきます。  

          

  ご先祖が歩いた参道かもしれません。



 その土地の史料にあたることができる

  現在よりも、昔の方が自治体の数が何倍も多くありました。

   総務省 市町村数の変遷と明治・昭和の大合併の特徴
  
  先祖の住んでいた場所がわかれば、その土地のことを地名辞典で調べることができます。

  また、今はなくなってしまった○○町、〇〇市から、「○○町史」「○○市史」が発行されていることが
  あります。現在より狭い範囲の地域の情報がぎゅっとつまっていますので、かなり役に立ちますよ
  地域で活躍していた方のお名前が多く載っていますので、そこに先祖の名前が見つかるかもしれません。
  
  そして史料以外にも、以前に住んでいた地域に実際に足を運んでみると、町の雰囲気を知ることが出来ます。
  先祖が通っていた神社や、寺が見つかるかもしれません。
  その土地の施設を色々訪ねると、先祖の名前が記録から見つかる例もあります。


 その土地の人に話を聞くことができる

  戸籍や史料から情報をさがしていると、行き詰ってしまうことは多々あります。
  その場合には、その土地の寺や土地の人に、お手紙等を出して聞いてみるという手段もあります。

        
  


ご不明なことがありましたらご相談ください。


  戸籍は、転籍による新戸籍作成、法令改正による新戸籍作成、婚姻による新戸籍作成、その他色々な理由で
  多数の戸籍があり、先祖を遡っていくと何通もの戸籍を取得する必要があります。

  昔の戸籍は手書きであり、当時の空気を感じられる貴重な史料ですが、読みづらいものが多々出てきます。
  今では聞かない用語や、独特な書き方もありますので、解読が難しいものも出てきます。
  
  ご不明なことがありましたらご相談ください。


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吉田流宗家である所長が、皆さまの古いお墓を鑑定し、先祖をさがすお手伝いをいたします。
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